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東洋眼虫

【ペットの病気】2012.12.31

東洋眼虫.jpg 「東洋眼虫」はメマトイ(ハエの一種)が動物の涙液を吸う時に、眼に感染する寄生虫で、成虫は体調5㎜程の細い糸状です。

  犬・猫どちらでも見られますが(もちろん人間にも寄生します)、特に野山で生活している子でよく見られます。逆に都心部ではほとんど見られません。

 私がかつて勤務していた動物病院は田舎にあったので、年に何件かは見る機会がありました。

 

症状は、慢性的な結膜炎と目ヤニです。

 

 この東洋眼虫はマブタの裏や、結膜や瞬膜の間に潜んでいます。大量に寄生していれば虫体の発見は簡単なのですが、1~2匹しかいない場合は見落としてしまう可能性もあります。

 しかも1~2匹程度であれば、軽度の結膜炎や目ヤニしか出ないので、軽い目薬を処方して終りにしてしまう場合もあります。

 

 野山で生活しているワンちゃん・ネコちゃん、または山へよく出かける子で、慢性的な結膜炎を起こしていれば、一度は「東洋眼虫」を疑ってみても良いかも知れません。

 

 因みにこの東洋眼虫は、ピンセットで一匹一匹、ピンセットを使って目から虫を摘出して治療します。

 また野山などの環境に依存して発生するので、住む環境が変わらなければ何度も感染します。

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