HOME > どうぶつ健康百科 > ハエ・ウジ症
夏期の暑い日が続くと、皮膚にウジがわく事があります。ワンちゃん・ネコちゃんどちらにも可能性はありますが、特に歳をとって衰弱している外飼いのワンちゃんに多いと思います。
左の写真は背側腰部の広範囲にウジが寄生した、高齢雑種犬の症例です(剃毛しています)。飼い主様は毛によってウジの寄生に気付きませんでした。
ウジは皮膚にトンネルを作り寄生するので、皮膚の炎症と化膿が見られます。
このワンちゃんは、皮膚にしこりがあり元々化膿していたため、ハエがたかりウジが寄生したのだと思われます。
この様に、腫瘍や外傷が化膿してウジがわく事が多いと思います。
治療はウジの物理的な摘出と、抗生剤の投与です。また衰弱している場合が多いので、輸液などをします。
また飼い主様に、屋内で飼われる様に指導し、再びハエが卵を産み付けない様な環境にする事が大切です。