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初めてネコちゃんを飼われる方へ~ワクチン接種~

【初めてネコちゃんを飼われる方へ】2012.12.23

子猫2.jpg 人間の子供にもワクチン接種がある様に、ネコちゃんにも伝染病予防のためにワクチンを接種した方が良いでしょう。

 ネコちゃんの場合、生後2ヶ月から接種可能で、1歳までに2~3回、その後1年に1回ずつ接種して行くと良いと言われています。

 

  ネコちゃんの伝染病の内、ワクチンで予防出来るものは

・猫ウイルス性鼻気管炎

 一般に「ネコ風邪」と言われています。クシャミやせきなどの呼吸器症状や、結膜炎や口内炎など粘膜の炎症が見られます。

 

 

 

・猫カリシウイルス感染症

 猫ウイルス性鼻気管炎と同じ様な症状が見られます。また結膜炎や口内炎も見られます。

 

・猫汎白血球減少症

 主な症状は下痢や嘔吐で、消化器症状が見られます。

 

・猫白血病

 白血球の異常な増加や減少、貧血、血小板の減少などにより様々な全身症状が見られます。

 感染しても無症状であったり、自然治癒する事がほとんどですが、数年後発症し重度な場合志望する事もよくあります。

 

・猫クラミジア感染症

 粘調性の目ヤニや結膜炎、クシャミや鼻水などの呼吸器症状が見られます。

 上記のウイルス性の感染症と症状がよく似ています。

 

※この他、猫免疫不全ウイルス(猫エイズ)も国産ワクチンが開発されていますが、まだあまり一般的に接種されていません。

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猫ウイルス性鼻気管炎による結膜炎。

治療により粘膜の炎症は治まったが、結膜が癒着してしまい、眼球を完全に覆っている。

 

 

 

 

 

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猫白血病によって異常に増加したリンパ球。

 

 

 

 

 

 

 

 ネコちゃんの伝染病はその習性上、ワンちゃんよりも感染しやすく、また死亡する可能性のある病気もたくさんあります。

 特に少しでも外出するネコちゃんは、これらの伝染病に感染する可能性が高いのですが、完全室内飼いのネコちゃんでも安全とは言えません。猫ウイルス性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染症は空気感染しますし、猫白血病は食器などに付いた唾液で感染します。例えば脱走や、ペットホテルなどで感染してしまう事もありますので、必ず予防注射を受けましょう。

 

 ネコちゃんのワクチンには、3種、5種、7種などの種類があります。この数字が予防出来る伝染病の種類を表しています。

 3種は、ウイルス性鼻気管炎、カリシウイルス、汎白血球減少症です。5種はそれに加えて、猫白血病、クラミジアを予防できます。7種はカリシウイルスの3価が更に加わります。

 

 どの種類のワクチンを接種するのが良いかは、ネコちゃんの飼い方や年齢などによって変わります。

 ワクチンを適切に接種して、大切なネコちゃんを病気の感染から守りましょう。

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