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歯槽膿漏

【ペットの病気】2013.01.02

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 歯槽膿漏は歯石などの蓄積によって、歯根や歯肉周辺が膿んだり、充血したりする病気です。

 人間では、歯槽膿漏=歯周病として軽い歯茎の充血もそれに含んでいますが、我々獣医師が「歯槽膿漏」と言うと、かなり重度のもをイメージします。

 

 左の写真は、重度の歯石の蓄積と歯槽膿漏を起こした犬(ヨークシャー・テリア)の症例です。歯石はワンちゃん、ネコちゃん共に溜まりますが、これ程重度になるのはどちらかと言うとワンちゃんに多いと思います。

 

 

 

 

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 左の写真は上と同一の症例ですが、これ程重度になると、歯根部が化膿して骨や周辺組織を溶かし、瘻管を形成して眼の下に排膿する事があります(矢印)。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯槽膿漏3.jpg

 またこの様な場合、歯石の除去や抜歯が必要になるのですが、動物の場合全身麻酔をかけて処置する事になります。

 当然、高齢になるほど麻酔に対する危険性が出てきます。

 

 歯は普段からのケアが大切になります。歯磨きや、ガムなどで歯石の予防をし、動物病院で定期的なチェックをしましょう。

 それでも歯石が出来る子は、全身麻酔をかけて歯石の除去をした方が良いでしょう。

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